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2014年7月

2014年7月30日 (水)

IT委員会研究報告 「重要な虚偽表示リスクと全般統制の評価」(公開草案)の公表

昨日、7月29日付で、日本公認会計士協会(IT委員会)から、IT委員会研究報告 「重要な虚偽表示リスクと全般統制の評価」の公開草案が公表されました。
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/post_1757.html

これは、2011年末に公表されたIT委員会実務指針第6号 「ITを利用した情報システムに関する重要な虚偽表示リスクの識別と評価及び評価したリスクに対応する監査人の手続について」 に対応し、IT委員会研究報告第35号「ITに係る内部統制の枠組み~自動化された業務処理統制等と全般統制~」の見直しを行ったものです。

従来の研究報告35号は、全般統制と業務処理統制の両方に言及していましたが、業務処理統制については実務指針第6号(及び、そのQ&A )に委ね、全般統制を中心にまとめ直されています。

なお、公開草案への意見募集期日は平成26年8月28日です。

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2014年7月25日 (金)

電卓はカシオかシャープか? これが答えだ!

当ブログは下記のブログに移転しています。

電卓はカシオかシャープか? これが答えだ
https://www.iwatani-c.com/2014/07/25/casioorsharp/

 

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2014年7月14日 (月)

台湾語版が、書店ランキングのベスト10入り!

5月末に台湾で刊行した 「早い話、会計なんてこれだけですよ!」 の販売状況の視察に台湾へ行ってきました。

台北駅近くにある重慶南路沿いは、多くの書店が集まる書店街になっています。

早速、書店をのぞいていきますと、発売してからまだ1ヵ月ということもあり、ほとんどの書店に拙書が並べられておりました。

さらに、重慶南路書店街のほぼ中間に位置する黎明文化書店のランキングを見てみますと・・・・
なんと、売上ランキングの第10位にランクイン!

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(この書店のランキングは「文学類」と「非文学類」の2ジャンルに分けられており、「非文学類」の第10位でした)

私の捏造(?)ではない証拠として、書店員さんにも写真に入ってもらいました(お仕事中に、ご協力いただきありがとうございます)。

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台湾には再販制度がないため書籍の値引販売が可能であり、値引率も書籍の種類や書店によって様々です。
ビジネス書の多くには「79折」というシールが貼られていて、これは定価の79%、つまり21%引きを意味しています。

以前、韓国語版を刊行した際に、現地の編集者に韓国の書店事情についてうかがいましたが、韓国ではネット書店の台頭により書店の寡占化が進み、ソウル市内の中小規模書店はほぼ絶滅したとのこと。

一方、台湾では、まだ多くの中小書店が営業しており韓国ほど寡占化は進んでいません。
重慶南路書店街以外にも、日本人観光客の多い中山駅の地下には中山地下書街があり、20から30件の書店が軒を並べています。

ただし、これらの中小書店は、特定のジャンルを中心とした専門書店がほとんどです。
特に重慶南路書店街では、入試や資格試験向けの参考書を中心とした書店が多く見受けられました。

台湾の大型書店としては誠品書店が有名です。
誠品書店は、書店とは言うものの品ぞろえが個性的で、5から6階のフロアのうち書籍は2フロア程度、、その他のフロにアは文具や雑貨、フードコートが入っています。
日本で例えれば、ロフトや東急ハンズの店舗の2フロアを書籍に置き換えたような構成になっています。

中小店、大型店ともに生き残りをかけた戦いが繰りひろげられています。

週末を利用した駆け足の台湾訪問でしたが、店舗別のランキングとはいえ、ベスト10入りは嬉しい誤算でした。

この勢いで、世界制覇目指して頑張りたいと思います!

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2014年7月 4日 (金)

【書評】 「フォロワー」のための競争戦略

日本実業出版さんから、 リーダーやニッチャーでなくても勝ち残る 「フォロワー」のための競争戦略」 を献本いただきました。

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先日の土井英司氏のメルマガ 「ビジネスブックマラソン」 でも取り上げられていましたので、興味を持たれていた方もいらっしゃるでしょう。

作者の手塚貞治氏は日本総合研究所に所属されており、日本実業出版社の 『この1冊でわかる 経営戦略の基本』 も監修されています。

固めの装丁とタイトルから、学術的な戦略本のイメージを持たれるかもしれません。

しかし、作者が想定している「フォロワー」 企業は、
「一言で言えば「普通の企業」のことです」(「はじめに」より)。

本書の目的についても
「「普通の企業」がゴーイングコンサーンとして持続的成長を続けることを第一義にとしています」 (「はじめに」より)
と述べられています。

一般の戦略論は、「リーダー」や「ニッチャー」といったトップ企業や先進企業を対象にしたものが多いのですが、本書は、世の中の大多数を占める
「フォロワー=普通の企業=その他大勢」
がとるべき戦略をテーマとしている点が他誌と異なります。

本書では、その方法論を 「リスクヘッジ競争戦略」 と呼び、具体的には以下の12種類の類型に整理しています。

【競争回避】
1同業集積 2提携棲み分け  3同業資産活用4 残存者利益獲得

【顧客ロイヤリティ】
 5 直接顧客密着 6 間接顧客浸透

【持たざる強み】
7 持続的ローコスト 8 情報仲介 

【ポートフォリオ】
9 顧客ポートフォリオ 10 ブランドポートフォリオ 11社員ポートフォリオ

【試行錯誤】
12 高速回転

どの章も、具体的な会社事例とともに解説されていますので、一般の方々も読みやすい編集になっています。

私が本書を読んでいて気になった点が2つあります。

ひとつは、12の戦略の中に「残存者利益獲得」が挙げられていますが、これは戦略の結果として、そのような状況が生じるのですから、敢えて12個の戦略に含める必要はないのではないでしょうか。
ただし、その点については作者も認識しているところであり、「安易にとるべき戦略ではありません」(p86)と注意を促しています。

もう1点は、「提携棲み分け戦略」の事例として、セブン&アイHDのヨークベニマルが挙げられている点です。
既にセブン&アイHDの100%子会社になった現在、グループ内で地域別の棲み分けをするのは当然であり、これはヨークベニマルの戦略ではなくセブン&アイHD側の戦略としてとらえるべきではないでしょうか。
むしろ、ライフとヤオコー(こちらは、本書内では戦略5 直接顧客密接戦略の事例として取り上げられています)の提携,、またはイオングループの茨城県域のスーパー カスミの方が「提携棲み分け戦略」の事例に近いと思いました。

最後に、繰り返しになりますが、題名をご覧になられて「俺はフォロワーじゃないから」と思われた方も、得るところの多い1冊です。

読まず嫌い(?)は損をしますので、ご注意ください。

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