« 新連載開始 「適用直前! 工事進行基準で経営はこう変わる」 | トップページ | ソフトウェア・IT企業向け工事進行基準セミナー »

2008年6月 2日 (月)

ご質問への回答 

日経BIZ Plusの「マーケティングと会計の接点」についていただいた質問を、最近、BlogにUpしていませんでしたので、主なものを、まとめてご回答しておきます。

第17回「ライバルを探れ ~有価証券報告書~」(2008/04/11)
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/eigyo/rensai/iwatani2.cfm?i=20080404ed000ed

(質問1)事業報告書と有価証券報告書は違うのか。

(答え1) 違います。
会社の株主には、決算期ごとに事業報告書が送られてきます。この事業報告書と有価証券報告書に記載されている決算書の諸数値は、同一のものですが、決算書以外の記載事項の範囲や精緻さが異なります。当連載で取り上げている事項の多くは、有価証券報告書のみに記載されている事項です。

(質問2)会社のHPに有価証券報告書がない。

(答え2) EDINETから入手してください。
http://info.edinet-fsa.go.jp/

近年、上場会社の有価証券報告書は、その会社のHPから入手できるようになっていますが、一部の企業では、自社のHP上で有価証券報告書を提供していない会社もあります。その場合には、EDINETを利用して入手してください。

第18回「ライバルはいくらで作っているのか ~製品(Product)と会計の接点~」(2008/04/25)
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/eigyo/rensai/iwatani2.cfm?i=20080423ed000ed

(質問3)個別財務諸表を使う理由がわからない?


(答え3) 個別と連結のどちらを利用するかは対象会社のグループ経営の状態による。
ただし、製造原価明細の開示は個別財務諸表のみになります。

個別と連結のどちらを使用すべきかは、対象会社のグループ形態によります。連結財務諸表よりも個別財務諸表の方が開示事項が詳細のため、個別財務諸表が利用できる会社についてはそちらを利用したほうがよいでしょう。

P.S こちらもよろしくお願いします 「国語 算数 理科 しごと」

|

« 新連載開始 「適用直前! 工事進行基準で経営はこう変わる」 | トップページ | ソフトウェア・IT企業向け工事進行基準セミナー »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ご質問への回答 :

« 新連載開始 「適用直前! 工事進行基準で経営はこう変わる」 | トップページ | ソフトウェア・IT企業向け工事進行基準セミナー »