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2016年12月

2016年12月20日 (火)

「会計の基本」11刷りの御礼

このたび、拙書 『この一冊ですべてわかる 会計の基本』が、刊行から6年で11刷りの増刷となりました。

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これも、一重に読者並びに営業部門を中心とした日本実業出版の皆様のご協力のおかげです。この場をお借りしてあらためて御礼申し上げます。

本書は会計の基本書でありますが、増刷のたびに最新の会計制度にあわせて改訂を行っています。

先日、11月28日に改正消費税法(正式名称は「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律(名称中強調部分は筆者補筆) が交付されていますので「消費税」の章で、

「なお、消費税率は2019年10月から10%に引き上げられます。」

の一文を追加しておきましたが、大丈夫なのでしょうか?
さすがに今回は予定通りの改正を願っております。

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2016年12月 7日 (水)

IT委員会研究資料「情報インテグリティ」の公表 -インテグリティとは何なのか?-

10月30日付で日本公認会計士協会IT委員会からIT委員会研究資料第8号「情報インテグリティ」が公表されました。

http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/20161031vfi.html

この資料はAICPA(米国の会計士協会)及びCICA(カナダの会計士協会」)から公表されたホワイトペーパー「Information Integrity」を日本公認会計士協会が翻訳許諾の下で翻訳したものです。

20161207


この資料の目的は、冒頭に以下のように記されています。

本ペーパーの目的は、情報インテグリティの意味を定義し、その文脈を情報の利用者、作成者及び業務実施者に提供することである。 

実際、この「インテグリティ」という単語は我が国のシステム管理基準 等にも頻繁に用いられていますが、その意味について説明するのが難しい用語です。

当資料では、情報インテグリティを以下のように定義しています。

情報インテグリティは、当該情報の主題についての表現の忠実性及び情報の用途への適合性と定義される。

(原文)
In this paper, information integrity is defined as the representational faithfulness of the information to the underlying subject of that information and the fitness of the information for its intended use.

この定義だけでは、その意味するところを十分に表現できませんので、事例を交えた詳細な解説が行われています。

私自身、今まで頭の中で、 「インテグリティ=完全性」 といった単純な翻訳を行っておりましたが、この資料では完全性も含んだもっと広い概念として捉えられており参考になりました。
システム監査に携わる方だけではなく、会計監査に携わられている方々にとっても有益な資料でしょう。

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