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2010年10月

2010年10月26日 (火)

収益認識会計基準への日本公認会計士協会の意見

先日、IASBから公開された収益認識の公開草案http://www.iasb.org/News/Press+Releases/revenue+recognition+ED+June+2010.htm

に対する日本公認会計士協会のコメントが公表されました。
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/iasb_29.html

質問3「財又はサービスの支配の移転についてのガイダンスは十分か」という問いに対して、「十分でない」と明快に意見しています。
(私も、「支配の移転」の判断指標を例示している第30項は、現状のままでは、指針になるどころか混乱を生むだけだと思います。)

コメント中、「費用対効果の合わない開示が要求されないこと」という記述が繰り返されていますが、この点こそ、実務に携わる立場から強く主張したい点であります。

《追伸》
IFRSへの対応策について、解説するセミナーを開催します。
「IFRS(国際財務報告基準)の理解、会計システムへの影響と対策 」
~IFRSの基本とITシステムへの影響~
2010年11月12日(金) 10:00時~17:00時(日経・大手町セミナールーム)
  講師 公認会計士 岩谷誠治
http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/1011036.html

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2010年10月25日 (月)

「収益認識プロセスと会計の接点」の書評掲載

新刊「収益認識プロセスと会計の接点 IFRS対応版」が、「日経SYSTEMS」(2010年11月号)の書評欄で紹介されています。

書評から一部引用させていただきます。

「単にIFRS対応の機能を実装すればよいというのではなく、既存の業務や現行の会計制度における要件を満たしながらシステムをIFRSに対応させる、という視点での解説が実践的である。」

年間購読の専門誌のため一般書店では販売されていませんが、IT部門内で購読されている会社は多いと思います。社内で見かけられましたら御一読ください。

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2010年10月21日 (木)

新刊「会計の基本」の発売開始!

先月、「収益認識プロセスと会計の接点 IFRS対応版」を刊行したばかりですが、舌の根も乾かぬうちに、本日、日本実業出版社から、新刊を発売します。

「この1冊ですべてわかる 会計の基本」
 日本実業出版社 ISBN  978-4534047632   定価1,500円+税
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534047630/goodm-22

11029767611_2 今回の作品は、会計に興味を持たれた人々に、会計の全体像をつかんでいただくことを目的としました。

したがいまして、解説する範囲は財務会計にとどまらず、内部統制、組織再編から管理会計まで含んでいます。

当然、1冊でカバーできる範囲ではありませんので、各章ごとに推薦図書をご紹介するブックガイドも用意しております。

ウグイス色の表紙の書籍ですので、書店で見かけられた際に、一度、お手に取っていただければ幸いです。

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2010年10月20日 (水)

将来キャッシュフローの総和の算出方法について

先日、日経ビジネススクールで開催した「ビジネスパーソン会計力習得セミナー」受講者の皆様、業務後の夜間講座にも関わらず、ご参加いただきありがとうございました。

先日の講義内容について質問をいただきましたので、この場をお借りして補足しておきます。質問の内容は、
「企業価値が将来キャッシュフローの現在価値の総和ならば、どの会社も同じような値(無限大に近い値)になってしまうのではないか」というものです。

講義では、数式を使いたくなかったため、簡単な説明しかしませんでしたが、これを正確にお伝えするためには、高校数学で学ぶ数列の和と極限という知識が必要になります。

一定の金額Aが割引率rのもとで、永久に続くと仮定した場合、この現在価値の総和Sは、初項がA1=A、公比R=1/(1+r)の等比数列の和になります。割引率rは0以上の数値のため、公比Rは必ず1以下となり、無限等比数列の和は一定数、A1/(1-R)に収束します。

もう少し、簡単に説明すると、現在価値の総和Sは、

S=A1+A2+A3+A4+A5+A6・・・・・・・・・+An

で表されますが、この総和Sはいたずらに大きな数ではなく、初項A1が段階的に小さくなっていったものの合計ですので、初項A1と因果関係のある数値になるということです。
(混乱された方は、高校の数学で証明できることだけ、覚えておいてください)。

また、今回の講義で会計に興味を持たれた方々向けに、初中級編をご用意しております。

「現場で使える、実践的な経営分析 【基礎編】」
~他社を評価する経営分析から、自社を改善する経営分析へ~

2010年11月16日(火) 13:00時~17:00時(日経・大手町セミナールーム)
  講師 公認会計士 岩谷誠治
http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/1011027.html

また、IFRSにご興味をお持ちの方々には、

「IFRS(国際財務報告基準)の理解、会計システムへの影響と対策 」
~IFRSの基本とITシステムへの影響~

2010年11月12日(金) 10:00時~17:00時(日経・大手町セミナールーム)
  講師 公認会計士 岩谷誠治
http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/1011036.html

両講座とも、日経ビジネススクール主催です。多くの方々のご参加をお待ちしております。

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2010年10月14日 (木)

「起業のファイナンス」のご紹介

ネット上で話題の磯崎哲也氏の著作「起業のファイナンス」を出版社の方からいただきました。

本書は、ベンチャー企業におけるファイナンス実務を解説したものですが、作者の問題意識は、ベンチャー企業の設立からEXITに至る道筋を示すことにより起業の啓蒙を図る点にあります。

私自身、監査法人勤務時は企業公開部に属していましたが、公認会計士の場合、既に証券会社等が関与している実績を積んだ会社がクライアントになるため、会計士が設立当初から関与するケースはほとんどありませんでした。

一方、税理士の立場では、企業設立からお手伝いするケースは多いのですが、通常の会社のファイナンスは、「公庫」や「信金」の紹介というレベルにとどまり、エクイティを利用する事例は稀です。

したがって、公認会計士、税理士といった、会計の専門家においても、本書に書かれているようなアーリーステージにおけるファイナンスに関する知識が不足しているのが現状であり、本書は、その空白部門を埋める役割を果たしています。

特に、設立初期の資本調達が、上場時に問題になるケースは多く見受けられますので、現在、公開等を考えていない会社の方々も、一読しておくべき知識でしょう。

また、明日(10月15日)出版に合わせて講演会とサイン会も予定されているようですので、サイン本をゲットするチャンスであります。
http://www.tez.com/blog/archives/001695.html

(内容とは関係ありませんが、本書は改行後の文字送りがありません。ここに、どのような意図が隠されているのでしょうか?)

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2010年10月12日 (火)

ホリエモンの月間売上ランキング6位にランクアップ!

堀江貴文氏(いわゆるホリエモンさんです)のブログ”六本木で働いていた元社長のアメブロ”のアマゾンランキングで、拙書「借金を返すと儲かるのか?」が、今月は、6位にランクアップしベスト10入りしております。
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10669029700.html

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はじめてランクインした6月から4か月かけて、遂に、目標の書籍を超えることができました。
ご購入いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。

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2010年10月 5日 (火)

IFRS 特定会社の定義の改訂

2010年9月30日付で、金融庁から連結財務諸表規則等の改正が公表されています。

http://www.fsa.go.jp/news/22/sonota/20100930-6.html

今回の改正は、包括利益、過年度遡及修正会計基準等への対応を図るためのものです。
また、今回の改訂で、IFRSの任意適用が認められる「特定会社」の定義に、以下の第2項が追加されました。

(連結財務諸表規則 第1条の2 第2項)
特定会社の子会社が次に掲げる要件のすべてを満たす場合には、当該子会社を特定会社とみなして、前項(各号列記以外の部分に限る。)及び第七章の規定を適用することができる。 (以降略)

この規定により、親会社が任意適用の要件を満たしていれば、実際に親会社がIFRSを任意適用するかどうかには関係なく、その子会社にIFRSの任意適用が可能になっています。

なお、この第1条の2 第2項部分については、施行の日(2010年9月30日)以後に終了する連結会計年度に係る連結財務諸表から適用可能です(各条文の適用開始時期については違いがありますので、附則をご確認ください)。

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2010年10月 4日 (月)

 IFRSセミナー雑誌掲載のお知らせ

ITサプライヤー向けの情報誌、PC-Webzine 10月号の連載記事「何かと役立つセミナー受講レポート」において、私がみずほセミナーで開催した
「IFRS(国際財務報告基準)の概要とITシステム対応」
  開催日 2010年9月10日  主催 みずほ総合研究所
が紹介されています。
お手許に、お持ちの方は、ご一読いただければ幸いです。

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