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2009年1月

2009年1月28日 (水)

国際会計基準がシステム開発に与える影響

2009年1月27日付けの日本経済新聞によれば、金融庁の企業会計審議会では、2009年度からIFRS(国際会計基準)適用を認める方針で議論が進められているようです。
当初は、選択適用で導入されますが、全面適用開始時期は米国でのIFRS導入状況の影響を受けるため流動的です。

国際会計基準の導入によって、情報システムにどのような影響を与えるのでしょうか?
その疑問にお答えする講座をご用意しております。
「SE・IT部門のための会計制度の理解と重要ポイント」
  平成21年2月25日 講師 岩谷誠治 (主催 日経ビジネススクール)
http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/0902019.html

 現状会計制度におけるシステム開発上の重要論点に加え、IFRS導入による影響を解説していきます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

P.S 「国語 算数 理科 しごと」購入ご希望の方は、こちらからお願いいたします。

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2009年1月26日 (月)

監査に関する実務上の取扱い(公開草案)

2009年1月23日付けで、日本公認会計士協会より、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」の改正の公開草案が公表されています。

http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/82_2.html

金融庁から提出されたQ&A等の内容を受けて、主に、重要な欠陥の判断基準、内部監査人の作業結果の利用時の留意事項と監査報告書の例示等が追加されています。

IT関係では、「ITに係る全般統制の不備の検討」の記載が以下のように変更されている点に注意してください(下線部分が修正箇所です)。

ITに係る全般統制の不備の検討
ITに係る全般統制は、ITに係る業務処理統制の継続的な運用を確実にすることを間接的に支援するものであり、ITに係る全般統制に不備があれば、関連するすべてのITに係る業務処理統制に影響し、有効に機能しない可能性があるため、虚偽記載が発生するリスクが高まる場合がある。
ITに係る全般統制の不備は、それ自体が財務報告の重要な事項に虚偽記載が発生するリスクに直接繋がるものではないため、それだけでは不備の程度を判断することはできない。まず、代替的又は補完的な他のITに係る全般統制により、目的が達成されているかを検討する。目的が達成されないと判断された場合には、そのITに係る全般統制が支援するITに係る業務処理統制にどのような影響を及ぼすかを検討する。業務プロセスにおける関連するITに係る業務処理統制が現に有効に機能していることが検証できれば、ITに係る全般統制の不備が直ちに重要な欠陥と評価されるものではないことに留意する。なお、ITに係る業務処理統制に重要な欠陥が識別され、それがITに係る全般統制の不備に起因すると判断された場合には、当該ITに係る全般統制の不備も合わせて重要な欠陥と判断される。

なお、公開草案への、コメント締め切りは2月20日です。

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2009年1月20日 (火)

中小ソフトウェア業務進行基準に?

2009年1月16日付けで、日本公認会計士協会、日本税理士会連合会、日本商工会議所及び企業会計基準委員会の関係4団体から「中小企業の会計に関する指針」改正の公開草案が公表されました。
http://www.hp.jicpa.or.jp/specialized_field/111p_a_2.html

 今回の改正では、「工事契約に関する会計基準」に対応した見直しが行われており、具体的には、第73項「収益認識」において、以下の記載に変更されています。

工事契約(受注制作のソフトウェアを含む。)
工事の進行途上においても、その進捗部分について成果の確実性が認められる場合には工事進行基準を適用し、この要件を満たさない場合には工事完成基準を適用する。
成果の確実性が認められるためには、次の各要素について、信頼性をもって見積もることができなければならない。
(1) 工事収益総額
(2) 工事原価総額
(3) 決算日における工事進捗度

これは、「工事契約に関する会計基準」第9項と同一の表現になっています(「見積る」の送り仮名が「見積もる」になっている点だけ、違いますが)。

この「中小企業の会計に関する指針」は、法的に強制されるものではありませんが、近年では、銀行からの借入れ時に、同指針適用のチェックリストの提出を求められるケースが増えていますので中小ソフトウェア業の方々も注意が必要でしょう。
なお、公開草案への、コメント締め切りは2月6日です。

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2009年1月16日 (金)

起業のための必要条件は?

拙書「国語 算数 理科 しごと」が、小飼弾氏のブログで4たび(「弾言」、プレジデント誌書評を含めれば6たび?)紹介されました。本当に、足を向けて眠れません。

「B/Sがなぜ必要か」
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51166510.html

今回の小飼氏のエントリーは、gothedistance氏の
簿記と会計と財務の違いについてまとめてみた
というブログへのコメントになっているのですが、そのエントリーのきっかけになったのが、スターロジック社長 羽生章生氏の「起業・経営の必要条件」という記事でした。
http://blog.livedoor.jp/habuakihiro/archives/65159906.html

起業の実態を伝えるすばらしい記述で、私も羽生氏の意見に強く共感しました。
拙書は、「カネ」(=会計)を機軸にして仕事のあり方を提示したものですが、拙書をお読みいただいた方には、羽生氏のエントリーと拙書の内容に多くの共通点を感じられたと思います。

最後に三段論法(正確には、風が吹けば桶屋が儲かるの理論)で、まとめさせていただくと、起業を志す方は、まず「国語 算数 理科 しごと」を読まれるのが必要条件ということになりましょうか。

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2009年1月 5日 (月)

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

工事契約会計基準の導入、セグメント情報の改訂等、今後も大きな制度改正が控えています。その前に、内部統制の最終評価を行ない、2007年度を無事に乗り切るほうが先という方々も多いと思いますが、本年も当ブログ並びに岩谷誠治公認会計士事務所をよろしくお願い申し上げます。

私事になりますが、当事務所の年賀状を始めてご覧になられた方の中には、年賀状に使われている女の子のイラストの意味がわからない方がおられたのではないでしょうか。
当イラストは拙書「国語算数理科しごと」の本文イラストを描いていただいた岩井千鶴子氏の作品です。同書のカバーイラストは大高郁子さんという装丁専門の方にお願いしたため、本文を読まれた方でないと岩井氏のイラストと拙書の関係がわからなかったと思います。
本文中は全て岩井氏のイラストによるものですので、この機会に是非、一度、お手にとっていただければ幸いです。(ご購入の際は、こちらからどうぞ。) 

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